こんにちは!
金曜日担当の東岡山店の津本です。
皆さん、ブレーキパッドの交換は定期的にされてますか?
「そういやまだ交換したことないけど、必要なの?」
「名前は知ってるけど、どういう役割なの?」
そういった疑問にお答えするべく、
今回はブレーキパッドの役割や必要性について解説します。
目次
1.ブレーキパッドの必要性
2.ブレーキパッド役割
3.交換を怠るとどうなるのか
4.交換時期の目安
【1.ブレーキパッドの必要性】
ブレーキパッドはブレーキを効かせるために必要な消耗部品です。
ブレーキには主に2種類の構造があります。
1つはディスクブレーキと言われるもの。
もう1つはドラムブレーキと言われるもの。
ブレーキパッドは前者のディスクブレーキに使われる消耗部品です。
では具体的な役割を見ていきましょう。
【2.ブレーキパッドの役割】
ブレーキパッドが使われているディスクブレーキについても簡単に説明します。
ディスクブレーキはタイヤ(ホイール)の内側に円盤がついています。
この円盤はディスクローターといい、タイヤが回転すると一緒に回転します。
走行中にブレーキペダルを踏むと、ブレーキパッドが押し出され、回転しているディスクローターを挟むように接触します。
これにより摩擦抵抗が生まれ、車が減速することができます。
ブレーキは私たちの命を守る大切な装置です。
ブレーキパッドは命を守る部品といっても過言ではないでしょう。
しかし冒頭でも伝えたように、ブレーキパッドは消耗部品です。
ディスクローターに接触することで消しゴムのようにどんどんすり減っていきます。
そのため、定期的な交換や残量のチェックが必要不可欠です。
では、次は交換を怠るとどうなるのか見ていきましょう。
【3.交換を怠るとどうなるのか】
ブレーキパッドの交換を怠ると、ブレーキの効きが弱まります。
ブレーキパッドは金属のプレートの上に摩擦材がついています。
この摩擦材が使用によってすり減ると、適切にディスクローターに接触しなくなるなどして
ブレーキの効きが弱まります。
また、摩材がすり減って金属プレートがむき出しの状態でディスクローターに接触してしまうと、
ディスクローターを傷つけることになり、ブレーキパッドだけではなくディスクローターの交換も必要になるなど、
整備費用が高額になる場合があります。
【4.交換時期の目安】
ブレーキパッドの厚みは新品で10mmほどです。
残量が5mm以下ほどになると交換をお勧めしております。
街中や坂道などブレーキを多用する走行環境かどうかなどにもよって、
摩耗するスピードは違います。
そのためブレーキパッドの残量を定期的に確認することをお勧めします。
ブレーキパッドの残量を確認するにはホイールを外さなければいけません。(一部車種を除く)
当店で実施している6ヵ月定期点検では残念ながら点検項目に入っていないので、
ブレーキパッドの残量を確認することが出来ません。(効きは確認しております。)
しかし、車検時と法定12ヶ月点検時は確認することができます。
車検と法定12か月点検を利用することで1年に1度はブレーキパッドの残量を確認することができるので、是非ご利用下さい。
もちろん車検や法定12ヶ月点検以外でもお受けすることはできますので、お気軽にお声掛け下さい!
安心安全なカーライフを長く楽しむためにも、ぜひ定期的なブレーキパッド交換をお願いします!