東岡山店 タイヤ性能に関して

皆さんこんにちは!

金曜日担当の津本です!

タイヤ 第3弾!!!今回はタイヤ性能の種類や特徴など!

全てのタイヤは、軽トラ系・買い物・通勤通学・スポーツ系などなどその使い道によってさまざまな性能の種類や特徴があります!今回はこの性能や特徴についてご紹介していきたいと思います!

・ウェット性能

ウェット性能とは文字通り雨の日のタイヤの性能を示します。普段乗っている普通の車では乾いた(ドライ)道路から濡れた(ウェット)道路まで走行しますが、安全の観点から、濡れた道路などの走行を考えるとウェット性能というのは重要な性能になります。ウェット性能は、タイヤ表面からどれだけ水をタイヤの外に飛ばすかによって変わってきます。主に斜めの溝が路面との密着を高め、縦の太い溝が排水の役割を果たしています。このウェット性能が高ければ高いほど雨の日にグリップが増し、ハイドロプレーニング現象の低下につながり、スリップしにくくなります。

・グリップ性能

グリップ性能とはタイヤと道路の摩擦(グリップする)力を示します。グリップ力は車が「走る・曲がる・止まる」という動きをするためには必要な力となります。このグリップ力がないと車は道路をグリップできず前にも後ろにも横にも進まなくなります。スポーツカーなどがハイグリップタイヤが使われることが多く、値段も高額になりやすい。またグリップ力が高いので、その分耐摩耗性に欠けてしまうこともあるので、一般的な車の場合は、そこまでグリップ性能を意識する必要はないかもしれません。

・ドライ性能

ドライ性能とは、摩擦抵抗の高い乾いた道路(ドライ)に対するグリップ性能です。具体的にはタイヤの路面と接するトレッド面の面積を広く取ることと、ゴムのコンパウンドを柔らかくすることでドライグリップ性能は高まります。ただしこのコンパウンドを柔らかくすると耐久性が低くなり、消耗スピードも上がります。一般的には雨の日の走行での事故が多いため、ドライ性能よりは上記のウェット性能を重視してタイヤを選ぶほうが無難であるでしょう。

・静粛性

静粛性とは、走行中にどれだけタイヤの音がならないかのことです。一般的にタイヤの発生するノイズ(異音)には「パターンノイズ」や「ロードノイズ」がある。タイヤは走行すると道路との摩擦や段差などでタイヤ内部で発生する共鳴音などにより様々な異音が発生します。静粛性を高めるにはタイヤのトレッドパターンや内部の構造によってかなり変わってきます。このトレッド部分のゴムが柔らかいものほど静かさが期待できるタイヤと言えるでしょう。また、タイヤによっては不快な音を吸収する素材をタイヤ内部に装着することで静粛性を高めているものもあります。静粛性の高いタイヤほど高くなる傾向があります。

・直進安定性

直進安定性とは、タイヤの縦溝が関係しており、その名の通り直進を走行しているときの安定性を指します。一般車では、タイヤの直進性を高めることで運転はしやすくはなりますが、直進安定性が高いタイヤはカーブが曲がりにくくなりますので、そこのバランスを考えてご購入を検討されてください。一般的なお車の場合はあまり重要視する必要はないでしょう!

・低燃費性能

低燃費性能とは、どれだけ燃費良く走行できるかの性能を示します。低燃費性能は、タイヤの転がり抵抗(摩擦)によって変わってきます。タイヤは路面との間に摩擦力を発生させることでグリップしているため、転がり抵抗を減らすとグリップ力は低下しがちです。しかし、転がり抵抗が減ると、燃費は良くなります。最近の新車装着の標準タイヤやエコカーなど燃費の良い車には低燃費性能を重視したタイヤが装着されており、相乗効果を高めています。近年ではハイブリッドカーやPHVなどの人気により、低燃費性能とグリップ性能の両立を目指したタイヤの開発が激化しています。燃費を重視する方へは是非おさえていただきたいポイントとなっております。

・耐摩耗性

耐摩耗性とは、長い距離を走っても、タイヤの摩耗が少ない「長寿命」「ロングライフ」と言われる耐摩耗性に優れるタイヤのことです。ロングライフとグリップ力は反比例することがほとんどですが、その両方を高めるタイヤを開発することがメーカーとして永遠の課題でしょう。耐摩耗性が高いタイヤは静粛性やグリップ力に欠ける面はありますが、比較的安価に手に入ることもあります。財布を気にされるお客様へはおススメとなっております。

・まとめ

いかがでしたでしょうか?

以上7つの項目に分けてご紹介してみました!最終的には何を重視するか!です。雨の日・晴れの日・乗っている車・乗り心地・運転のしやすさ・耐摩耗性・低燃費重視・お財布の中身重視、様々な優先順位があるので、普段の乗り方や乗っている車、予算などを考慮してあなたに合った一番乗り心地の良いタイヤ選びの参考にしていただけたらと思います!

次回はタイヤ第4弾をご紹介していきたいと思います!乞うご期待を!