【倉敷店】エンジンオイルの減少って何?

こんにちは!

火曜日担当の倉敷店 安松です!

今日も寒さに負けず営業中です!!


皆さん、車屋で点検を受けた際に、「オイルが減ってますねー」とか、「消費してます」って言われたことありませんか?

これって不思議に思いません??

「え?オイルって蒸発でもするの?密閉されたエンジンルーム内のどこに消えたの?」

なんて、私は初めは結構ナゾでした。

でもこれは故障ではなく、正常な状態でも当然の現象なんです!

エンジンオイルが減るのはなぜ?

正常な状態でのオイル量の減少、それは気筒と呼ばれるシリンダーと、その中でエンジンを稼働させるために動くピストンのすき間から少しずつ、燃焼室に入って燃えてしまうというもの。

通常は燃焼室にオイルが侵入できないような仕組みとなっていますが、何らかの原因で侵入を防ぐための部品であるピストンリングがすり減っていたりすると、燃焼室にオイルが入り込んでしまうんです。

また吸排気バルブからオイルが侵入しない為の部品を「シール(バルブシール)」と呼びますが、このシールが劣化したり、気候による膨張などによって燃焼室にオイルが侵入してしまう現象も原因の1つです。

オイルが減るとどうなるの?

車に乗っている時、エンジンからカラカラという異音がするという方がいるかもしれません。

これはオイルが減っている大きな証拠!

エンジンルーム内のオイルが減少したことにより、オイルが潤滑剤としての役割を果たせず、エンジン内部の部品同士が強く接触して音が発生しているんです。

そのまま放置すれば、エンジン内部で部品がぶつかり続けて摩耗し、内部の焼き付きを起こしてしまいます。

悪くなり続けた結果、エンジンの載せ替えなんてことになったら、とんでもない大出費です。

またもっと分かりやすいのが、オイルチェックランプの点灯。

これは言うまでもなくエンジンオイルが急激に減少するなどして発生します。

こうなるとそのまま走行し続けるのは危険!!

万一オイルの漏れなどを起こしていると、最悪の場合、車両火災なんてこともあり得ます!

すぐに車屋に連絡したり、最寄りのガソリンスタンドなどで診てもらいましょう。

未然に防ぐ大切なポイントは?

こうした異常が出てくるのはよっぽどの時!

そうなる前に未然に防ぐことが肝心です。

大切なのは「定期的なエンジンオイルの交換」です。

このブログで何度かお話していますが、エンジンオイルの交換は、車のメンテナンスにおいて基本中の基本です。

エンジンンオイルには清浄や防錆、潤滑等、車のエンジンの為に欠かせない役割をたくさん担っています。

その働きを最大限活かすためにも定期的な交換が大切なんです!

またエンジンオイルの機能を高めたり、エンジン内部を保護したりするのに役立つオイル添加剤というものも販売されております。

弊社で販売している「SPZ」という添加剤もこうした保護機能を果たしてくれる油脂剤のひとつです。

オイルの機能を高めてあげるために、使ってあげるのも一つの手段ですよ!!

エンジンオイルは定期的に交換が鉄則!

いかがしたか?エンジンオイルが減ることの重大さがわかっていただけたでしょうか?

油圧が下がるとエンジン内部の潤滑が十分にできなくなるので、説明したように重大なエンジントラブルを起こす危険もあります。

こうしたエンジンオイルの減少は、エンジンオイルを長年交換していないなど、日常的なメンテナンス不足が原因となっています。

エンジンオイルの減りをなくすためには、適正な時期でのオイル交換と定期的なメンテナンスが必要です。

車検時に必ずオイル交換をする、ある程度距離を走行したら交換するなど自分でオイル交換の目安を決めてきちんとメンテナンスを行いましょう。

車屋や行きつけのサービス店で提示される、オイルステッカーにかかれた距離をもとに、定期的に交換するのが安心です。

もちろん「何故オイル交換が必要なのか」ということに対する意識も必要です。

お話しした内容を正しい知識として記憶していたぢき、大事にいたらないように適切なメンテナンスを行って、エンジンオイルによるトラブルを減らしましょう。

車に乗り始めたばかりの方で構造を理解していない方は特に、エンジンオイルを長年交換していないなど、メンテナンス不足が原因で新車でもダメにしてしまうなんて悲しい事例もあります。

そうならないためにも定期的なメンテナンスを心がけましょう!!

お車のことで分からないことがあれば、いつでも私たちにご相談ください!!