【冷却水、交換してますか?】

「車検の速太郎 東岡山店」

こんにちは!金曜日担当の津本です。

皆さん、冷却水の交換は定期的にされてますか?

「そういやまだ交換したことないけど、必要なの?」
「名前は知ってるけど、どういう役割なの?」

そういった疑問にお答えすべく、
今回は冷却水の役割や必要性について解説します。

目次
1.冷却水の必要性
2.冷却水の役割
3.交換を怠るとどうなるのか
4.交換時期の目安

【1.冷却水の必要性】
冷却水はエンジンの熱を冷ますために必要なものです。
もしも冷却水がなければ、エンジンは10分も経たずに
オーバーヒートしてしまうでしょう。
冷却水があることでエンジンを長時間使用しても適温が保たれるのです。

【2.冷却水の役割】
上述したように冷却水はエンジンの熱を冷ます役割を担います。
ただ、冷却ができれば水道水でもよいのかというとそれはダメなんです!
なぜかというと、以下の危険性があるためです。
①凍結
②沸騰
③錆の発生
それぞれ見て行きます

①凍結してしまうと体積が大きくなり、冷却水が循環する部品、つまり冷却システムの損傷に繋がります。
②沸騰してしまうと気泡が発生します。気泡が破裂することで冷却システム内にダメージを与え破損に繋がります。
③錆が発生してしまうと、詰まりや冷却性能の低下につながり、オーバーヒートを引き起こす危険があります。

【3.交換を怠るとどうなるのか】
上述したように冷却水の代わりに水道水を使うことで故障の原因になる可能性が高いです。
そのため、冷却水はこれらが起きないように作られています。
しかし、冷却水も年数とともに性能が劣化してくるため定期的な交換が必要となります。
交換を怠るとオーバーヒートを引き起こす原因になります。
オーバーヒートはエンジンを乗せ換える整備が必要になる場合があるなど、
高額な修理費がかかります。
それだけでなく、車の使用中にオーバーヒートを引き起こしてしまうと、走行が困難になる場合も珍しくないため、
追突事故の発生など二次災害を引き起こす可能性もあります。
エンジンルームから煙が上がったり、メーター内に赤色のマークが点灯した時は、
車を路肩に止めてエンジンを切り、レッカーの手配をしましょう。

【4.交換時期の目安】
交換時期の目安は、車検ごとと覚えてもらうと管理しやすいかと思います。
最近では、交換サイクルの長いスーパークーラントというものが使用されている車もあるます。
ただ、交換サイクルが長いと言っても、性能は日々少しずつ劣化していきますので、定期的な点検や交換は必要です。

もちろん車検時以外でもお受けすることは可能ですのでお気軽にお声掛け下さい!

安心安全なカーライフを長く楽しむためにも、ぜひ定期的な冷却水交換をお願いします!