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【岡山西バイパス店】車検費用の内訳って知ってますか?

こんにちは!

月曜日担当、岡山西バイパス店の逸見です!

食べ物がおいしい季節になってきましたね。ダイエットしなきゃしなきゃと思いつつ、つい食べ過ぎてしまいます・・・。

今日は車検費用の内訳についてご紹介します!

車検費用は、大きく「法定費用」「車検基本料金」「追加整備費用」の3つに分けることができます。

法定費用は「自動車重量税」「自賠責保険」「印紙代」「技術情報管理手数料」の4つで、基本的にはどこの整備工場で車検を受けても一律の料金になります。

ただし、印紙代については認証工場と指定工場では仕組みが異なる関係で、指定工場の方が安く、さらに指定工場の中でもOSS申請対応をしている場合は安くなります。

車検の速太郎岡山西バイパス店は指定工場にあたります。

一方で、車検基本料金、追加整備費用は整備工場によりさまざまです。車検費用の差が出るのはこの部分です。

法定費用

まずは法定費用についてご紹介します。

①自動車重量税

車検の時には車の重さと年式によって変わる、自動車重量税を支払うことになります。

税額は車の重さによって異なり、自家用乗用車の場合、車両重量が0.5t重くなるごとに増額していきます。

また、環境への負担を減らすための施策として、新規登録から13年と18年経過したタイミングで税負担が増える仕組みになっています。

つまり、大きくて古い車ほど重量税は高くなります。

軽自動車は車両の重さにかかわらず税額は変わりません。ただし、軽自動車も13年、18年が経過すると税負担が増えます。普通車と軽自動車では税額が変わるタイミングが違うので注意が必要です。

一方、「エコカー」については優遇措置があり、減税対象車は免税や減税の対象になります。減税基準はグレードや装備などにより細かく異なりますので、詳しくは「料金・割引」ページの<重量税について>をご覧ください。国土交通省より次回自動車重量税照会サービスを行っております。

車検切れの場合エコカー減税が適用されない場合がございます。

②自賠責保険料

自賠責保険は万が一の交通事故の際、被害者の救済を目的として基本的な対人賠償を確保する保険です。

法律により自動車を所有する人には加入が義務付けられているため、「強制保険」とも呼ばれています。料金・保険の内容はどの保険会社で加入しても同じです。

自賠責保険は必ず車検期間をカバーしている必要があるため、車検の際には自家用乗用車の場合、24か月または25か月の加入が必要となります。

自賠責保険料は車の種別と加入期間、使用の本拠の所在地によって変わり、数年ごとに料金改定があります。

③印紙代

印紙代は車検証の発行手続きに必要な費用です。

運輸支局に車を持ち込む認証工場は印紙代と証紙代が必要となります。地方運輸局長によって指定を受け、自社の整備工場で検査をできる指定工場の場合は、印紙代のみが必要となります。

軽自動車と普通車で印紙代は異なります。

車検の速太郎 岡山西バイパス店は指定工場です。

④技術情報管理手数料

自動車メーカーが提供する故障診断に必要な情報管理、全国の検査場や整備工場が利用する情報システムを運用していくための費用として、(独)自動車技術総合機構に支払うものです。

近年急速に普及しはじめている、衝突被害軽減ブレーキ等の電子制御がなされている先進安全装置について、車載式故障診断装置を活用して電子的に故障診断をするように、制度がかわります。

1台当たり一律料金となっており、車検と同時に支払いが必要です。

車検基本料金

整備工場により差が出るのが車検基本料金です。

車検基本料金は一般的には車検を受ける場所により金額が変わります。

車検基本料金には、基本料・申請手数料・代行料・事務手数料などに分けて表示されている会社と、まとめて表記されている会社があります。

車検の速太郎では検査費用は一律で、上記の手数料は不要となっております。

追加整備費用

車検の際の整備には大きく分けて2種類あります。一つは車検に適合するかどうかにかかわるところ、もう一つが次の車検まで安心して乗れるかどうかです。

適合にかかわるところは必ず整備が必要ですが、後者に関してはどのタイミングで整備するかは車検を受ける方の自由です。

車検の速太郎では立合車検で車の状態を見ながら、どの整備をするかご相談させていただきます。

もちろん車検でなくても整備は可能ですので、いつ整備をするかはご相談ください。部品交換をする目安などもお伝えさせていただきますので、お気軽にお申しつけください。

車検の内訳はご存じでしたか?

法定費用が車によって違ったり、知る機会がないこともあったかと思います。

細かい費用に関しては車や受ける時期によっても変わってきます。車検の特典やキャンペーンなども月によって変わりますので、ぜひ気になる方は一度お問合せください♪

皆様のご来店をお待ちしております!!!!!

【岡山西バイパス店】整備の勉強中!

こんにちは!

月曜日担当、岡山西バイパス店の逸見です!

今日は入社1年目スタッフの技術研修がありました。

その模様を少しお届けします♪

車にとって大切なブレーキの説明をしています。ブレーキフルードの交換は車検ごとおすすめをしているので、車検時には必須の作業と言えます。

技術顧問がつきっきりで教えてくれます。

素早く・丁寧に!毎年車検作業の速さと丁寧さを競う「車検甲子園」という社内競技が開催されます。そのコンテストに向けて、みんな勉強と練習を重ねています。

優勝目指してがんばりましょう!!

東岡山店 タイヤ性能に関して

皆さんこんにちは!

金曜日担当の津本です!

タイヤ 第3弾!!!今回はタイヤ性能の種類や特徴など!

全てのタイヤは、軽トラ系・買い物・通勤通学・スポーツ系などなどその使い道によってさまざまな性能の種類や特徴があります!今回はこの性能や特徴についてご紹介していきたいと思います!

・ウェット性能

ウェット性能とは文字通り雨の日のタイヤの性能を示します。普段乗っている普通の車では乾いた(ドライ)道路から濡れた(ウェット)道路まで走行しますが、安全の観点から、濡れた道路などの走行を考えるとウェット性能というのは重要な性能になります。ウェット性能は、タイヤ表面からどれだけ水をタイヤの外に飛ばすかによって変わってきます。主に斜めの溝が路面との密着を高め、縦の太い溝が排水の役割を果たしています。このウェット性能が高ければ高いほど雨の日にグリップが増し、ハイドロプレーニング現象の低下につながり、スリップしにくくなります。

・グリップ性能

グリップ性能とはタイヤと道路の摩擦(グリップする)力を示します。グリップ力は車が「走る・曲がる・止まる」という動きをするためには必要な力となります。このグリップ力がないと車は道路をグリップできず前にも後ろにも横にも進まなくなります。スポーツカーなどがハイグリップタイヤが使われることが多く、値段も高額になりやすい。またグリップ力が高いので、その分耐摩耗性に欠けてしまうこともあるので、一般的な車の場合は、そこまでグリップ性能を意識する必要はないかもしれません。

・ドライ性能

ドライ性能とは、摩擦抵抗の高い乾いた道路(ドライ)に対するグリップ性能です。具体的にはタイヤの路面と接するトレッド面の面積を広く取ることと、ゴムのコンパウンドを柔らかくすることでドライグリップ性能は高まります。ただしこのコンパウンドを柔らかくすると耐久性が低くなり、消耗スピードも上がります。一般的には雨の日の走行での事故が多いため、ドライ性能よりは上記のウェット性能を重視してタイヤを選ぶほうが無難であるでしょう。

・静粛性

静粛性とは、走行中にどれだけタイヤの音がならないかのことです。一般的にタイヤの発生するノイズ(異音)には「パターンノイズ」や「ロードノイズ」がある。タイヤは走行すると道路との摩擦や段差などでタイヤ内部で発生する共鳴音などにより様々な異音が発生します。静粛性を高めるにはタイヤのトレッドパターンや内部の構造によってかなり変わってきます。このトレッド部分のゴムが柔らかいものほど静かさが期待できるタイヤと言えるでしょう。また、タイヤによっては不快な音を吸収する素材をタイヤ内部に装着することで静粛性を高めているものもあります。静粛性の高いタイヤほど高くなる傾向があります。

・直進安定性

直進安定性とは、タイヤの縦溝が関係しており、その名の通り直進を走行しているときの安定性を指します。一般車では、タイヤの直進性を高めることで運転はしやすくはなりますが、直進安定性が高いタイヤはカーブが曲がりにくくなりますので、そこのバランスを考えてご購入を検討されてください。一般的なお車の場合はあまり重要視する必要はないでしょう!

・低燃費性能

低燃費性能とは、どれだけ燃費良く走行できるかの性能を示します。低燃費性能は、タイヤの転がり抵抗(摩擦)によって変わってきます。タイヤは路面との間に摩擦力を発生させることでグリップしているため、転がり抵抗を減らすとグリップ力は低下しがちです。しかし、転がり抵抗が減ると、燃費は良くなります。最近の新車装着の標準タイヤやエコカーなど燃費の良い車には低燃費性能を重視したタイヤが装着されており、相乗効果を高めています。近年ではハイブリッドカーやPHVなどの人気により、低燃費性能とグリップ性能の両立を目指したタイヤの開発が激化しています。燃費を重視する方へは是非おさえていただきたいポイントとなっております。

・耐摩耗性

耐摩耗性とは、長い距離を走っても、タイヤの摩耗が少ない「長寿命」「ロングライフ」と言われる耐摩耗性に優れるタイヤのことです。ロングライフとグリップ力は反比例することがほとんどですが、その両方を高めるタイヤを開発することがメーカーとして永遠の課題でしょう。耐摩耗性が高いタイヤは静粛性やグリップ力に欠ける面はありますが、比較的安価に手に入ることもあります。財布を気にされるお客様へはおススメとなっております。

・まとめ

いかがでしたでしょうか?

以上7つの項目に分けてご紹介してみました!最終的には何を重視するか!です。雨の日・晴れの日・乗っている車・乗り心地・運転のしやすさ・耐摩耗性・低燃費重視・お財布の中身重視、様々な優先順位があるので、普段の乗り方や乗っている車、予算などを考慮してあなたに合った一番乗り心地の良いタイヤ選びの参考にしていただけたらと思います!

次回はタイヤ第4弾をご紹介していきたいと思います!乞うご期待を!

【岡山西バイパス店】インターンシップ

こんにちは!

月曜日担当、岡山西バイパス店逸見です!

今日は整備のインターンシップで、8名の学生さんが岡山西バイパス店に来てくれました♪

車検工場の見学をしてもらい、工具の種類・使い方などをレクチャーしています。

自動車の整備を見たこと・したことがない方がほとんどで、皆さん興味津々です!

スタッフの説明を真剣に聞いてくれていました。

エアーインパクトをホースに取り付け。取り付けるだけ・・・と思いきや意外とコツがいるのです。

実際にタイヤを取り付ける作業を体験してもらいました!

自動車整備に興味を持っていただける学生さんが増えるのはうれしいことです♪

一緒に働ける仲間がこの中から出て来ることを楽しみにしています!

【倉敷店】ハイブリッドカーがエコなのはなぜ?

こんにちは、火曜日担当の鈴木です!

皆さん、プリウスやアクアを始めとするハイブリッドカーがなぜエコなのか、

なぜ環境に優しいと言われているのか知っていますか?

ハイブリッドカーは

ガソリンエンジンとモータの組み合わせが一般的です。

エンジンとモーターを使い分けて走行する点が大きな特徴ですね!

モーターでのアシストがあるため、ガソリン車よりも低燃費で排出ガスも抑えることが出来ます!

エンジンの回転数を上げないとトルクが上がらないガソリン車の場合、

パワーが必要な発進時や低速時の加速はやや苦手な場面です。

一方ハイブリッド車の場合は、モーターのみでの走行やエンジンのアシストがあるため、

発進時や低速からの加速が楽に行えます。その結果、使用する燃料も少なくなり、排出ガスも抑えられるのです!

また、制動時(ブレーキ)や減速時にモーターを発電機として回してバッテリーを充電する仕組みもあります!(回生ブレーキ)

これらの特徴からハイブリッド車は環境に優しいと言われています!


ちなみに、ひとえにハイブリッド車といってもエンジンとモーターの使い方によって、

「スプリット式」「パラレル方式」「シリーズ方式」といった種類に分かれます!


車検の速太郎ではハイブリッド車の車検も大歓迎です!

お気軽にお問い合わせ下さい!

【岡山西バイパス店】点検ってどんなものがある?

こんにちは!

月曜日担当、岡山西バイパス店の逸見です!

今日は車を買ってから車検までの流れ、車検後の点検についてご案内します。

ハヤシで車を買っていただいたお客様には、購入から1か月後に初回点検、6か月後に購入後六か月点検を実施させていただいております。

新車、未使用車にかかわらず納車からの経過月でご案内しております。

車が作られてから1年後に法定12か月点検の時期がきます。新車を買われた方は納車から1年後が12か月点検ですが、未使用者を買われた方は納車の時期とずれることがあるので、注意が必要です。

初回の車検までが3年のお車ですと、この1年後にもう一度法定12か月点検があり、さらに1年後車検となります。貨物などは初回の車検まで2年となりますので、1回目の法定12か月点検の1年後に車検となります。

車検から6か月後に車検後6か月点検のご案内をしております。

もちろんこの時期以外でも車の不調や遠出前の点検など、ご希望があれば承っておりますのでお問合せください♪

【東岡山店】タイヤの選び方の基本とポイントとは

皆さんこんにちは!

金曜日担当の津本です!

タイヤ 第二弾!!!今回はタイヤ選びの基本とポイントをお話します!

タイヤは、車種(軽トラ系・買い物・通勤通学・スポーツ系などなど)や、走行性能などによってサイズが異なってきます。そのため、どうやってタイヤを選んでいいか悩むこともあると思います!今回は、タイヤの選び方の基本とポイントをお話していきたいと思います!!!

①タイヤサイズの見方

タイヤには必ずタイヤのサイズや性能を表す表記がタイヤに記載されています! じゃあどこにあるの???書いてあるのはタイヤの横側(サイドウォールと呼ばれるところですね)に記載されています!!! 

例えば、「155/65R14 75H」というような表記があります。この表記されている数字や英文字を確認することで、タイヤサイズや性能を確認することができます。この「 155/65R14 75H 」という表記は以下のよう意味を持ちます!

155:タイヤの幅(mm)タイヤ側面の文字や厚みを除いた断面幅

65:偏平率(%)タイヤの幅と高さの比率で、小さい数字になればなるほど、幅に対して高さが低くなり、いわゆる低扁平タイヤと言ってスポーツタイプや、VIPカーなどの薄いタイヤが低扁平タイヤと呼ばれるものです

R:タイヤの構造を意味していまして、Rの場合はラジアルの意味です。一般的に雪道以外に多く使われています。それ以外にもバイアスタイヤは「-」表示となていますが、今ではほとんどがラジアルです。

14:リム径を意味しています。リム径とは、ホイールのタイヤを組み込む部分の直径の長さを指し、ホイールのサイズを表す数値であるとともにタイヤの内径と同じこと。表示単位はインチで、よくタイヤの大きさを表現するのに用いられる「14インチのタイヤを装着」というのは、この部分のことを意味しています。

75:ロードインデックスの数値です。ロードインデックス(LI)とは!!!規定の条件下でタイヤ1本で支えることができる最大負荷能力を示す指数のこと。例えばロードインデックスが「75」であれば、最大負荷能力が「387kg」まで。単純に考えると、クルマのタイヤ4輪×387kg=1,548kgというイメージですが、メーカーとしては、クルマの総重量に加え最大定員数×体重、荷物の重量、道路状況における負荷の変化など様々な条件を考慮して設定しています。もしタイヤを換える場合は、安全のためにも指定タイヤのロードインデックスと同じか、それ以上のものを選ぶことが望ましいでしょう!

H:このタイヤが走行できる限界の速度記号のこと! 速度記号(スピードレンジ)は、タイヤが規定の条件下で走行できる最高速度をアルファベットで示している。例えば「H」であれば、最高速度が「210km/h」までとなる。

②タイヤサイズで選ぶ

タイヤを選ぶ際には、例えば、14インチホイールに装着するなら14インチのタイヤを選ぶように、どの車もまずはホイールサイズに合ったタイヤを選ぶ必要があります。またホイールの幅に適合したタイヤ幅を選ばなければなりません。

③タイヤ性能で選ぶ

タイヤの性能は、いろいろありますが大まかに7種類に分類できます!

直進安定性、ドライ性能(グリップ性能)、ウェット性能(雨の日に適応しているかどうか)、低燃費性能(転がり抵抗を下げているタイヤ)、ライフ性能(耐摩耗性)、静粛性(高級車に多いですね)、乗り心地の、7種類です!

どのタイヤを選ぶかは 、冒頭でも言いましたが、車種(軽トラ系・買い物・通勤通学・スポーツ系などなど)や、走行性能など 車のタイプと、あなたの好みです。例えば、スポーツカーであれば、ライフ性能よりはドライ性能(グリップ性能)を重視する傾向が強く、ミニバン系では、低燃費性を重視するか、乗り心地を重視するか、運転者の好みによって違ってきます。

④インチアップについて

タイヤのインチアップとは、愛車のドレスアップをしたい時などにタイヤ外径を変えずホイールリム径を大きくすることです。例えば、純正装着サイズが(155/65R14)というタイヤを、(165/45R16)に変更することがインチアップです。横から見たらタイヤ(黒い部分)が薄くなりスポーティで見栄えが良くなるなどメリットがあります!

逆にデメリットととしてはタイヤが低偏平になるため、乗り心地が悪くなる傾向があるります。

タイヤが(重く)なるため、燃費が悪くなる傾向があるのと、トレッド面が広くなるため、走行音が大きくなる傾向があります。

またトレッド面が広くなることで摩擦抵抗が増し、ハンドルがが重くなる傾向がります。

さらにキャンバー角をつけられて「ハの字」にされる方もしますが、これは直進安定性は増しますが、ハンドルが戻りやすくなるので、運転しづらくなります!また、タイヤが出たりすると車検不合格となる場合もございますので、十分に注意してください!

以上がタイヤのご紹介第2弾でした!

いかがでしたか?タイヤを変えるときはここを見てサイズを変えればよいのかなど参考になればと思います!

皆様の使い方によってタイヤの種類も様々ですので、今後のカーライフにお役立てください!!!

次回第3弾 乞うご期待を!

【倉敷店】ブレーキオイル(フルード)は車検時に交換を!

こんにちは、火曜日担当の鈴木です!

みなさんブレーキオイルの役割ってご存じですか?

「ブレーキオイルって何?」

「聞いたことはあるけどどんな役割があるの?」

こういった疑問にお応えすべく、

今回はブレーキオイルの役割や必要性について解説します。

目次

1.ブレーキオイル交換の必要性

2.ブレーキオイルの役割

3.交換を怠るとどうなるのか

4.交換時期の目安

【1.ブレーキオイル交換の必要性】

結論、交換は必要です!

命を預けているブレーキにおいて大切な役割を果たしているブレーキオイルは、

日々劣化していくのです!

まずは、その役割について見て行きましょう

【2.ブレーキオイルの役割】

一言でいうと、ブレーキオイルは、ブレーキペダルを踏んだ力を、

ブレーキに伝えるという重要な役割を担っています!

ブレーキのペダルを踏むとマスターシリンダーというところから油圧がかかります!

ブレーキオイルはその油圧を伝達する役割を担っています。

伝達させられた油圧は、シリンダーという部分からピストンを押し出します。

このピストンの先にいるのが、ブレーキパッドです!(聞いたことある人もいると思います!)

ピストンが押し出される事によってブレーキパッドがディスクローターに押し付けられます。

片側がディスクローターに押し付けられることで、キャリパーが移動し、反対側のブレーキパッドもディスクローターに押し付けられ、

結果的にディスクローターを両側から挟み込み摩擦を発生させ、減速させます。

つまり、ペダルを踏む力を、ブレーキを効かせるように伝えてくれるのがブレーキオイルの役割なのです!

やや脱線しますが、

1トン、2トンなどの重量がある車をペダルを踏むだけで減速・停車させることができるのはすごいと思いませんか?

これ実は、皆さんの脚力が凄まじいからではなく、皆さんの脚力を凄まじい力として伝える構造になっているのです!

ブレーキには倍力装置というものが使われていて、主に真空式というものが採用されています。

細かく説明するとややこしくなりますが、エンジンの負圧を利用して制動力を増幅させる装置なので、

エンジンを切ると倍力作用もなくなります。

脱線話をまとめると、

軽い力でもブレーキがかかるのは倍力装置というものがあるから!

倍力装置はエンジンが掛かっていないと作用がなくなるので、エンジン切った状態でブレーキを効かせようとすると

大変!

ということです!

【3.交換を怠るとどうなるのか】

ブレーキオイルは日々劣化していくと言いましたが、これはブレーキオイルの特徴や仕事をする環境が影響しています。

ブレーキオイルは水分を吸収する特徴があります。

これによりブレーキオイルの沸点が下がる、つまり沸騰しやすくなります。

また、ブレーキの使用中は非常に高温になるためその影響をブレーキオイルも受けます。

水分を吸収して沸点が下がったブレーキオイルは、この熱の影響で気泡が発生しやすくなります。

気泡が発生するとペダルを踏んだ力が分散され、ブレーキオイルの役割を十分に果たすことが出来なくなってきます。

そうするとブレーキが効きにくい・効かないといったトラブルに繋がります。

これはべーパーロック現象と言います。

教習所でも習ったかと思います。懐かしいですね。

※ペーパーロックではなくベーパーロックです!

私は間違って覚えていました!気をつけましょう!

【4.交換時期の目安】

車検時の交換をお勧めしております。

一般的にブレーキオイルの寿命は3~4年といわれていますが、

使用状況によっては時期はもっと早いです。

ブレーキが効く・効かないは安全に大きくかかわるところになりますので、

車検毎の交換をお勧めしております。

年数以外にも、色で判断することもできます。

新品のブレーキオイルは透明に近い薄い黄色をしています。

これが劣化してくると暗い茶色にだんだん変わってきます。

ボンネットを開けたところにある、タンクで確認することができるので、

気になった方は確認してみてください!

今まで交換をしたことがない方や、以前交換してから年数が経っている方は是非、

次の車検時に交換を!

もちろん車検時以外でもお受けいたしますので、お気軽にご相談ください!

P.S.

ブレーキ関係の話ですが、ABSは聞いたことありますでしょうか?

これはアンチロックブレーキシステムという言葉の略で、

急ブレーキ時もコンピューター制御によって自動車を安全に停止させる装置のことです。

急ブレーキをかけると、路面との間の摩擦力が足りなくなって、タイヤの回転が止まってしまうことがあります。

これをホイールロックといい、そのままハンドルの操作ができず、路面を滑っていってしまいます。

防止策として一般的なのが、フットブレーキを数回に分けて踏むことで停止させるポンピングブレーキです。(教習所で習った方も多いのでは!)

これはドライバーが行う操作のため、緊急時に繊細なペダルワークができるかどうかは疑問であり、

ホイールロックを防ぐことが出来ないこともあるのです。

そこで開発されたのがABSです。

ABSはコンピューターが車輪についているセンサーとつながることで、

ホイールロックが発生しそうだと感知すると制動力を一時的に失わさせ、ホイールロック発生の危険がなくなると通常のブレーキの状態に戻します。

これにより、ポンピングブレーキと同じような作用を自動で行ってくれるのです。

【岡山西バイパス店】スタッドレスタイヤはお早めに!

こんにちは!

月曜日担当、岡山西バイパス店の逸見です。

少し早いですが、今日はスタッドレスタイヤのご紹介です。

岡山は比較的雪の少ない地域ですが、そんな岡山だからこそ急に雪が降ったときに「スタッドレスを装着していなくて困った・・・」という声をよく聞きます。

また、遠出をすることになっていたけどその地域に雪が降っているなんてこともありますよね。

そうならないように、スタッドレスタイヤには早めの交換をお勧めします!

2021年の新商品として、ブリヂストンからブリザックVRX3が発売となりました。

氷の路面にしっかり密着、しっかり止まる!

店舗にカタログもございますので、気になる方はスタッフまでお声がけください♪

【東岡山店】タイヤ交換の基本と重要性

皆さんこんにちは!

金曜日担当の津本です!

今回はタイヤについてお話していきます!

タイヤは走れば走るほど絶対に摩耗し、また走らなくても月日が経つと必ず自然と劣化するので、交換が必要です。まずは基本的なタイヤの知識をはじめ、タイヤ交換の基本をお伝えしていきたいと思いま!

①タイヤの役割とは?

タイヤとは人間でいうと日ごろ履いている靴と同じです。靴にもスーツ用・ランニング用・スポーツ用など用途に併せてタイプが様々で、履き心地や役割も様々あります。そのようにタイヤには、車自体の重量や乗っている人を支えること、エンジンの力やブレーキの力を路面との摩擦により路面に伝えること、路面をグリップし車の走行安定性を維持すること、路面からの衝撃を吸収し乗り心地を良くすることの、大きく分けて4つの役割があります。

②タイヤ4大トラブルとは?

先ほどご紹介した通り、タイヤは走行とともに徐々に摩耗します。また、地面に直接触れている為、様々なトラブルが起きます! その代表トラブル4選をご紹介します!

パンク・・・地面に落ちている鋭利なものを踏んで空気が抜けることをいいます。

バースト・・・空気圧低下やヒビ割れなどによって一気に破裂することです。

ハイドロプレーニング現象 ・・・タイヤの溝が摩耗により徐々になくなっていきスリップサイン(溝が1.6㎜以下)が出た状態で雨の日に走行してスリップしてしまう現象がハイドロプレーニング現象です。「ハイドロ=水」「プレーニング=浮く、滑る」という名前の通り、雨水をかき出す溝がないのでタイヤが路面の水の上に浮いて地面にタイヤが接地しないので、水の上を走っているのと同じでハンドルが効かない大変危険な状態になります。

スタンディングウェーブ現象・・・タイヤの空気圧低下が主な原因で起こるのがスタンディングウェーブ現象です。空気圧の低いタイヤで高速走行をしたとき、タイヤ表面が波打ち急激にバーストする現象です!

③タイヤ交換の重要性とは?

突発的なパンクは防げませんが、それ以外の現象は、常にタイヤの残り溝や空気圧、ヒビ割れなどをチェックし、適切なタイミングでタイヤを交換することで防ぐことができます。タイヤはゴムでできているため、走行すれば必ず消しゴムのように削れます。削れたままで走っていると、バーストやスリップなどのトラブルが起こる危険性があり、重大な事故につながります。それを防ぐためには、スリップサイン( 溝が1.6㎜以下 )が出る前やひび割れが確認されたタイミングで交換し、安全性を確保することが重要となります。また、車を安全に走行するためには、冬であればスタッドレスタイヤに、それ以外の季節ではノーマルタイヤに交換するなど、時期や路面状況に応じてタイヤを交換することも重要です。

④タイヤを交換をすることで燃費・乗り心地は変わる?

タイヤを交換することで、燃費・乗り心地は変わります。新しいタイヤは柔らかいので、同じ種類のタイヤでも古い物と新しい物では乗り心地は全然違いますし、雨の日でもグリップ力が増します。また、最近では低燃費タイヤが主流となってきており、日々のガソリン代にも影響を与えます。その他、路面からの静粛性(衝撃の吸収性能)が高いタイヤや、雨の日に滑りにくくなることに重視したタイヤなど用途に併せて様々なタイプのタイヤがあります。

⑤タイヤ交換時期の目安とは?

運転の仕方、どこを普段走っているか、空気圧は適正に保たれているかなど様々な条件はあり、一概にすべてとは言えませんが、4~5年程度でひび割れが出てくることがあり、長くても10年が限界と言われています。また、摩耗によりスリップサイン(溝が1.6㎜以下)が出たときはすぐに交換したほうが良いでしょう。ただし、上記の通り走行状況は人によって違い、タイヤもブランドなどによっても摩耗状態が異なりますので、日頃からの点検や定期点検などで私たちにタイヤ交換のタイミングをご相談いただけたらと思います。

⑥スペアタイヤは交換した方が良いの?

最近では車体を軽くし燃費向上のためにスペアを搭載しない車両が出てきていますが、まだまだ普通車や古い車などにはスペアタイヤが搭載されています。前記のタイヤ交換時期の目安でも記載しましたが、タイヤの限界寿命は10年で、これはスペアタイヤも同じことが言えます。古くなったスペアタイヤであれば、交換を検討してみてはいかがでしょうか。またスペアタイヤ普段使用しないことがほとんどですので、つい点検をおろそかにしがちなタイヤです。タイヤの空気はすこしづつ抜けてしまいますので、いざというときに空気が抜けていてはさらに困ると思いますので、定期的にスペアタイヤの空気圧をチェックしておくことも重要です。

いかがでしたでしょうか???

ひとえにタイヤといっても使い方や点検をしないと事故にもつながったり、ヒビもないのに空気圧点検を疎かにして変な削れかたをして交換しないといけないなど無駄な出費にもつながります。車検の速太郎東岡山店では車検・12か月点検以外であっても、ふらっとお店に寄っていただければタイヤの空気圧補充やヒビ割れ、溝の残量など点検することができます!ぜひお気軽にお越しくださいませ!

次週もタイヤについてご紹介していきたいと思います!乞うご期待を!